ドラフトの球団別評価・採点まとめ(2023年版)!”目玉不在”の年となった今年の指名権争いで成功したのはどの球団!?

出典:https://draft.npb.jp/draft/2021/
2023年も「ドラフト会議」の季節がやってきました。
以下、昨年の情報になりますが、ドラフト会議の結果が発表され次第更新いたします!!
今年のドラフトは二刀流の矢沢・高校No.1スラッガー浅野以外に、「目玉」と言える選手がいません!
もちろん、実際にプロ入りして見ないと結果はわかりませんが、2022年は不作・そして指名が難しい年と言えるでしょう。
さらに!今年は”9球団が一位指名を公言する”という異例の事態!
しかし、だからこそ、球団同士の駆け引きが非常に面白くなったと言えます。
そんな各球団のドラフトの評価ですが、「どの選手を獲得したか」だけで決まるわけではありません。
チーム事情などから、「総合的に評価する」必要があります。
それでは、はたしてどの球団が勝ち組なのでしょうか?
そこで今回は、「全12球団のドラフトの評価・採点まとめ一覧(2023年版)」を、詳しい解説とともに「球団別にランク付け」しながら紹介します!
もくじ
ドラフトの球団別評価・採点まとめ(2023年版)!~セリーグ編~
【#ドラフト会議2022】
1巡目 #浅野翔吾 選手(#高松商業高校)いい笑顔です☺#不屈 #巨人 #giants #ジャイアンツ #東京 #tokyo #野球 #プロ野球 pic.twitter.com/TOAi0deMux
— 読売巨人軍(ジャイアンツ) (@TokyoGiants) October 20, 2022
以下、昨年の情報になりますが、ドラフト会議の結果が発表され次第更新いたします!!
横浜DeNAベイスターズ
<評価:A(成功!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 松尾汐恩 | 捕手 | 大阪桐蔭 | 右打者 |
2位 | 吉野光樹 | 投手 | トヨタ自動車 | 右腕 |
3位 | 林琢真 | 二塁 | 駒沢大 | 左腕 |
4位 | 森下瑠大 | 投手 | 京都国際 | 左打者 |
5位 | 橋本達弥 | 投手 | 慶応大 | 右腕 |
3年前の高卒野手・森、昨年の目玉だった小園を除き、毎年即戦力の大卒投手を1位指名し、その全員がルーキーイヤーから活躍してきたベイスターズですが、今回は弱点の捕手を見事に1位指名!
松尾は、2022年の高校生ではナンバーワンと言える名捕手。
嶺井・戸柱・伊藤の3人が30代であることを考えても、若手の才能ある捕手を獲得できたのは、最高の補強だと言えます。
2位にはベイスターズお得意の”即戦力投手”吉野を指名。
DeNAは左腕が多く、右腕が少ないので、ここもいい指名だったと言えるでしょう。
DeNAの即戦力投手にハズレなし!ですからね♪
3位の韋駄天二塁手、林は、二遊間が不足しているチーム事情にマッチしており、早い段階で出番が回ってくるかもしれません。
さらに、5位指名とはなりましたが、大学生投手の橋本は、大学日本代表でもクローザーを務めた好投手。
現クローザーの山崎康晃がメジャー移籍する可能性が高いことから、クローザーを獲得できたのは大きいです!
ただ、明らかに捕手が足りないチーム事情を考えると、もっと即戦力の捕手が欲しかったのも事実。
その点を考慮して、総合評価は「A」としておきます。
阪神タイガース
<評価:B(普通)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 森下翔太 | 外野手 | 中央大 | 右打者 |
2位 | 門別啓人 | 投手 | 東海大札幌 | 左腕 |
3位 | 井坪陽生 | 外野手 | 関東第一 | 右打者 |
4位 | 茨木秀俊 | 投手 | 帝京長岡 | 右腕 |
5位 | 戸井零士 | 遊撃手 | 天理 | 右打者 |
6位 | 富田蓮 | 投手 | 三菱自動車岡崎 | 左腕 |
阪神が一番欲しいのは、内野手、特にセカンドを守れる選手です。
その補強ポイントに合致しそうなのは、5位のショート戸井のみ。
それ以外は、外野の強打者、特に右打者を重視した指名に。
でも、今の阪神のチーム事情を考えると、外野は十分にそろっているのではないでしょうか?
そうなると、考えられるのが、佐藤輝明の二塁コンバート。
それでセカンドを埋める作戦であれば、外野手が多いに越したことはありません。
ただ、これはあくまで私の憶測です。
現状だけを考えれば、外野手重視はやや疑問が残ります。
投手は左右両方をうまく獲得しているため、ここも将来を見据えたものでしょう。
現在のチーム事情に合致した指名ではない点を考えて、総合評価は「B」としておきます。
読売ジャイアンツ
<評価:A(成功!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 浅野翔吾 | 外野手 | 高松商 | 両打ち |
2位 | 萩尾匡也 | 外野手 | 慶応大 | 右打者 |
3位 | 田中千晴 | 投手 | 國學院大 | 右腕 |
4位 | 門脇誠 | 遊撃手 | 創価大 | 左打者 |
5位 | 船迫大雅 | 投手 | 西濃運輸 | 左腕 |
慢性的に投手が足りなくなる巨人。
そんな中、公言通りに1位指名したのは、高校生ナンバーワンスラッガーの浅野。
阪神との競合を制した原監督のガッツポーズを見ても、余程ほしかった選手だと言えます。
すぐに一軍で出られる選手ではありませんが、岡本のように2~3年後を考えての指名でしょう。
そして、2位には巨人のもう一つの補強ポイント・外野手の萩尾を指名。
浅野が即戦力ではないことを考えると、大学生の外野手は非常にいい補強ですね♪
しかも、パワーだけでなく、スピードもある逸材です。
来年のシーズンの注目選手の一人になるかもしれません!
3位でやっと大学生投手の田中が出てきますが、長身で才能あふれる投手ではあるものの、即戦力ではありません。
4位に外野ではなく、ショートの門脇を指名したのは、坂本の穴を埋めるためでしょう。
そして、5位にやっと、巨人が欲しかった即戦力投手が指名できました!
船迫は、変則フォームから150キロのストレートが投げられ、大勢のような活躍が見込まれます!
巨人にとって一番の補強となったのは、この船迫でしょう。
ドラフトの一番の目玉を指名できましたが、即戦力投手が足りない感を踏まえ、ドラフトの総合評価は「A」としておきます。
東京ヤクルトスワローズ
<評価:S(大成功!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 吉村貢司郎 | 投手 | 東芝 | 右腕 |
2位 | 西村瑠伊斗 | 外野手 | 京都外大西 | 左打者 |
3位 | 澤井廉 | 外野手 | 中京大 | 左打者 |
4位 | 坂本拓己 | 投手 | 知内 | 左腕 |
5位 | 北村恵吾 | 一塁 | 中央大 | 右打者 |
2年連続で日本シリーズ進出を決めたヤクルト!
ブルペン陣は盤石なものの、先発陣がやや手薄。
そんなチーム事情にバッチリな、即戦力右腕・吉村を公言通りに見事獲得!
吉村は150キロを超えるストレートに加え、それに近い球速で投げるスライダーとフォークも持っています。
開幕ローテも期待できる先発投手が補強でき、最高の指名だったと言えるでしょう!
2位の西村は、まさに「走攻守」そろった天才高校生!
他の高卒選手より早い段階での活躍が見込まれます。
大学生外野手の澤井は、3位での指名となったものの、西武が公言通り獲得した蛭間にも迫る実力者。
パンチ力があり、走攻守において即戦力と言える選手です。
ヤクルトは内野陣に比べ、外野陣がやや手薄。
その事を考慮すると、1位の吉村とあわせてチームの弱点を補う、非常にうまいドラフトとなりました!
総合評価は文句なしに「S」です☆
広島東洋カープ
<評価:B(普通)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 斉藤優汰 | 投手 | 苫小牧中央 | 左腕 |
2位 | 内田湘大 | 一塁 | 利根商 | 右打者 |
3位 | 益田武尚 | 投手 | 東京ガス | 右腕 |
4位 | 清水叶人 | 捕手 | 健大高崎 | 左打者 |
5位 | 河野佳 | 投手 | 大阪ガス | 右腕 |
6位 | 長谷部銀次 | 投手 | トヨタ自動車 | 左腕 |
7位 | 久保修 | 外野手 | 大阪観光大 | 右打者 |
3年前の森下、おととしの栗林と、「ドラフト1位の選手が即戦力」として大活躍している広島。
そんな広島が今回1位指名したのは、高校生の投手・斉藤。
190センチに迫る長身から繰り出される、キレのあるストレートが魅力!
ただ、森下らとは違い即戦力ではないため、将来を考えての補強と言えるでしょう。
2位に指名したのはファーストの内田。
鈴木誠也の抜けた右の強打者の埋め合わせと言えますが、広島が欲しかったのは外野手だったはず。
そのため、プロでは、外野手として育てる方針だと思われます。
3位と5位では社会人投手の益田・河野を獲得。
広島が最も欲しいのは、即戦力の先発投手であるため、ここは最高の指名だと言えます!
総合評価は、将来性を考えての指名、即戦力の補強、例年との違いも踏まえ、「B」としておきます。
中日ドラゴンズ
<評価:A(成功!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 仲地礼亜 | 投手 | 沖縄大 | 右腕 |
2位 | 村松開人 | 二塁手 | 明治大 | 左打者 |
3位 | 森山暁生 | 投手 | 阿南光 | 左腕 |
4位 | 山浅龍之介 | 捕手 | 聖光学院 | 左打者 |
5位 | 濱将乃介 | 遊撃手 | 日本海オセアン福井 | 左打者 |
6位 | 田中幹也 | 遊撃手 | 亜細亜大 | 右打者 |
7位 | 福永裕基 | 二塁手 | 日本新薬 | 右打者 |
中日は、投手と外野手が手薄。
そんな中、公言通りに1位を指名した仲地は、現時点で150キロを超えるストレート、キレのあるスライダーが武器の本格派投手!
今後の成長もまだまだ期待でき、かつ即戦力にもなりうる、会心の指名でした!
2位に指名したのは、外野手ではなく、セカンドの大学生・村松。
ただ、抜群の走力とミード重視の打撃が持ち味で、リードオフマンとしての活躍が期待できる選手です。
3位に指名したのは高校生の投手・森山。
球速はあまりないものの、球のキレ、恵まれた体格から、今後に期待できる逸材!
第二の大野雄大になってもおかしくない選手です!
全体的に見ると、セカンド・ショートの選手を多く指名しており、外野手の指名はなんとゼロ!
おそらく岡林をセカンドにコンバートするプランはないのでしょう。
総合評価は、チーム事情とドラフト市場を見極めた、戦略のうまさから「A」だと言えます。
続いては、「パリーグのドラフトの評価・採点まとめ一覧(2023年版)」を球団別に詳しく紹介します。
ドラフトの球団別評価・採点まとめ(2023年版)!~パリーグ編~
北海道日本ハムファイターズ
ドラフト1位指名選手
矢澤 宏太 投手記者会見②
ファイターズファンへメッセージ
「初めまして、日本体育大学の矢澤宏太です。日本ハムファイターズで、チームの勝利に貢献できるように精一杯頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」 pic.twitter.com/rkhvKKefQ7— Fighters☆SPIRITS β (@hnhfspir) October 20, 2022
以下、昨年の情報になりますが、ドラフト会議の結果が発表され次第更新いたします!!
福岡ソフトバンクホークス
<評価:E(疑問が残る)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | イヒネイツア | 遊撃手 | 誉 | 左打者 |
2位 | 大津亮介 | 投手 | 日本製鉄加島 | 右腕 |
3位 | 甲斐生海 | 外野手 一塁手 | 東北福祉大 | 左打者 |
4位 | 大野稼頭央 | 投手 | 大島 | 左腕 |
5位 | 松本晴 | 投手 | 亜細亜大 | 左腕 |
6位 | 吉田賢吾 | 捕手 | 桐蔭横浜大 | 右打者 |
ソフトバンクは選手層が非常に厚いチームではあるものの、近年のドラフトでは野手ばかりをとっていたため、左腕や若い投手が少なくなっていました。
しかし、1位では公言通り、高校生のショートのイヒネを指名。
身体能力やパンチ力、体格も申し分ないものの、即戦力とは言えません。
もちろん、将来はクリーンナップを担える逸材なので、数年後を考えての指名でしょう。
2位に指名したのは、社会人投手の大津ですが、この投手も即戦力とは言い難いです。
素材型の投手のため、将来に期待という感じになります。
3位には大学生のファースト・甲斐を指名。
外野を守ることもでき、何よりパワーが魅力の強打者。
4位、5位はそれぞれ高校生・大学生の投手を指名し、2人とも素材型の左ピッチャー。
6位には捕手を指名したため、即戦力と言える選手はゼロ!
将来性のある選手は指名したものの、全体的にチーム事情に合った指名とは言い難く、評価は「E」ですね。
千葉ロッテマリーンズ
<評価:A(成功!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 菊地吏玖 | 投手 | 専修大 | 左腕 |
2位 | 友杉篤輝 | 遊撃手 | 天理大 | 右打者 |
3位 | 田中晴也 | 投手 | 日本文理 | 左腕 |
4位 | 高野脩汰 | 投手 | 日本通運 | 左腕 |
5位 | 金田優太 | 遊撃手 | 浦和学院 | 左打者 |
ロッテが欲しかったのは、即戦力で活躍できる投手と二遊間!
1位では荘司を外してしまったものの、菊地を指名することに成功!
実は菊地は、大学生ナンバーワン左腕と言っても過言ではない即戦力の投手!
ロッテのチーム事情には菊池の方が合っているので、結果オーライと言えるのではないでしょうか!
2位に指名したのは大学生のショート友杉。
ロッテが補強したいセカンド・ショートを高いレベルでこなせる選手で、走力もかなりのもの!
まさに補強ポイントにマッチした、守備と走塁では即戦力のショートです。
3位に指名した高校生の投手・田中は、才能あふれる選手ではあるものの、即戦力ではありません。
4位では、社会人のリリーフ投手の高野を獲得。
さらに5位では、高校生のショート・金田を獲得し、チーム事情に非常にマッチした指名となりました!!
唯一の懸念点を言えば、2位の友杉がすぐに確実にレギュラーになれる選手だとは言えない点でしょうか?
ただ、総合評価はうまい補強ができたので、「A」と言っていいでしょう♪
埼玉西武ライオンズ
<評価:S(大成功!!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 蛭間拓哉 | 外野手 | 早稲田大 | 左打者 |
2位 | 古川雄大 | 外野手 | 佐伯鶴城 | 右打者 |
3位 | 野田海人 | 捕手 | 九州国際大付属 | 右打者 |
4位 | 青山美夏人 | 投手 | 亜細亜大 | 右腕 |
5位 | 山田陽翔 | 投手 | 近江 | 右腕 |
6位 | 児玉亮涼 | 遊撃手 | 大阪ガス | 右打者 |
昨年、「大学生のBIG2左腕・隅田・佐藤」の両方を獲得することに成功した西武。
しかし、課題はやはり投手陣。
即戦力と言える投手が欲しいところ。
ただ、1位は公言通りに蛭間でした。
西武は外野手が足りていない事情もあるので、そこを意識した指名でしょう。
2位にも外野手の高校生・古川を指名。
3位は高校生の捕手・野田を指名しましたが、抜群の強肩で投手としても活躍できるといわれる逸材です。
4位・5位ではそれぞれ大学生投手の青山・高校生投手の山田を獲得。
双方ともに即戦力として活躍できる投手で、西武の弱点も見事に補う会心の指名です!!
ドラフト上位で補強するのではなく、いい選手を獲得しつつも、下位で戦力の穴もしっかり埋めています。
総合的に見事な指名で、評価は文句なしに「S」でしょう。
東北楽天ゴールデンイーグルス
<評価:S(大成功!!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 荘司康誠 | 投手 | 立教大 | 右腕 |
2位 | 小孫竜二 | 投手 | 鷺宮製作所 | 右腕 |
3位 | 渡辺翔太 | 投手 | 九州産業大 | 右腕 |
4位 | 伊藤茉央 | 投手 | 東農大北海道 | 左腕 |
5位 | 平良竜哉 | 二塁手 | NTT西日本 | 右打者 |
6位 | 林優樹 | 投手 | 西濃運輸 | 左腕 |
楽天がどうしても欲しいのは、即戦力の投手!
1位では公言通り荘司を獲得したものの、荘司はどちらかと言えば、素材型です。
2022年のドラフトでナンバーワンの逸材であることは間違いありませんが、開幕から活躍できるかというと、そうではないかもしれません。
ただ、シーズン後半には活躍が見込める投手と言えるでしょう。
2位に指名したのは、社会人の投手・小孫。
昨年は指名されたかったものの、2022年は大活躍!
これぞ楽天が欲しかった「即戦力投手」と言えます♪
3位もやはり、即戦力の活躍が期待できる、大学生の投手・渡辺を指名。
球速は早くはないものの、球の伸びと、一級品と言われるスライダーが魅力♪
コントロールがいい点も見逃せません。
このように、ドラフト上位はすべて課題の「即戦力投手」を獲得しています。
荘司がやや素材型であることを差し引いても、会心の指名です!
評価は文句なしに「S」ですね。
北海道日本ハムファイターズ
<評価:S(大成功!!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 矢澤宏太 | 二刀流 | 日体大 | 左投左打 |
2位 | 金村尚真 | 投手 | 富士大 | 右腕 |
3位 | 加藤豪将 | 二塁手 | メッツ | 左打者 |
4位 | 安西叶翔 | 投手 | 常葉大菊川 | 右腕 |
5位 | 奈良間大己 | 遊撃手 | 立正大 | 右打者 |
6位 | 宮内春輝 | 投手 | 日本製紙石巻 | 左腕 |
毎回くじ運が良い栗山監督の代わりに、指揮を執る新庄監督。
日本ハムの穴は、やはり投手陣。
そんな中、1位で公言通り、話題の二刀流・矢澤の獲得に成功!
日本ハムのミーハーぶりは健在ですね♪
もちろん、話題性だけではありません。
150キロを超える球を持つ即戦力左腕であり、走力も高く、打撃もいい万能選手!
矢澤選手は第二の大谷翔平となれるのでしょうか?
今から楽しみですね!
2位に指名したのは、1位指名が予想された投手・金村。
変化球のコントロールが魅力の好投手なので、まさに即戦力!
2位での獲得は、見事としか言いようがありません!
3位には、MLBメッツ傘下の加藤を獲得。
新庄監督も経験したように、メジャーでの経験はチームに大きな影響をもたらしてくれるでしょう!
4位の高校生の投手・安西は、巨人の大勢を思わせる変則フォームの素材型。
このように、即戦力投手を獲得しつつ、メジャーの要素も取り入れられ、話題性も抜群!
総合評価は日本ハムらしく、「S」で間違いありません!
オリックスバファローズ
<評価:S(大成功!!)>
順位 | 選手名 | ポジション | 出身 | 左右 |
---|---|---|---|---|
1位 | 曽谷龍平 | 投手 | 白鷗大 | 左腕 |
2位 | 内藤鵬 | 三塁手 | 日本航空石川 | 右打者 |
3位 | 齋藤響介 | 投手 | 盛岡中央 | 右腕 |
4位 | 杉澤龍 | 外野手 | 東北福祉大 | 左打者 |
5位 | 日高暖己 | 投手 | 富島 | 左腕 |
ヤクルトとともに、2年連続優勝を成し遂げたオリックス!
穴がないようにも感じますが、左腕と外野手がやや手薄です。
そんなチーム事情にばっちりな大学ナンバーワン左腕・曽谷を、公言通りに獲得できたのはあまりにも大きすぎます!
2位に指名したのは、外野手ではなく、サードの強打者・高校生の内藤。
将来に期待できる逸材です!
3位では高校生の投手・斉藤を獲得。
体がまだできあがっていないにもかかわらず、150キロ近い訴求を投げる姿は、未来の山本由伸をほうふつとさせます。
4位ではようやく、即戦力の大学生外野手・杉澤を獲得。
打撃の才能があるだけでなく、高い走力や強肩も魅力です!
本来であれば、もっと上位に指名されていてもおかしくない即戦力!
チームの穴を見事に埋める、「左腕」と「即戦力外野手」の指名に成功し、将来に期待できる素材も同時に獲得しました!
総合評価は、文句なしの「S」です♪
続いて、「球団別の2023年のドラフト評価・採点」を「一覧表」にして、まとめて紹介します。
ドラフトの球団別評価・採点まとめ!2023年の勝ち組・負け組をランク付け!
【交渉権獲得選手:1巡目】
荘司 康誠(投手/立教大学)競合の末、米田陽介球団社長が就任後初のドラフト会議で
「交渉権獲得」のくじを引き当てました!👇選手情報やコメントはこちらhttps://t.co/YgtOlu2drB #RakutenEagles #ドラフト会議2022 pic.twitter.com/0tFagWdAbw
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) October 20, 2022
以下、昨年の情報になりますが、ドラフト会議の結果が発表され次第更新いたします!!
以下、「2023年の球団別のドラフト評価・採点一覧」です。
- S(大成功!):西武・楽天・日本ハム・オリックス
- A(成功!):横浜DeNA・巨人・ヤクルト・中日・ロッテ
- B(普通):広島・阪神
- C(及第点):
- D:(物足りない):
- E(疑問が残る):ソフトバンク
こうして見てみると、「2022年のドラフトは、『ほとんどの球団がいい指名をした』珍しい年」と言えるのではないでしょうか?
「一番の勝ち組」は決め難いですが、広島・阪神も悪い指名ではなかったですし、ソフトバンク以外は「負け組」とは言えないと思います。
ただ、この評価はあくまで私の評価であり、ソフトバンクにも何らかの方針があったのかもしれません。
ただ、ドラフトの評価以外の「インパクト」も含め、「パリーグ勢の成功が目立った感」があるのは、やはり気になりますね(^^;)
パリーグ勢はただでさえ強いですから、個人的には「バランスを取る意味」で、おととしのように「セリーグの球団が勝ち組」になってほしかったです。
個人的には、高校ナンバーワン捕手の松尾を「ドラフト巧者」の横浜が、二刀流矢沢を「大谷翔平の古巣」が日本ハムが獲得したことで、「早い段階で2人の活躍が見られるのではないか」と期待しています。
そして、そんなDeNAが獲得した2位吉野も気になります。
DeNAの「即戦力投手にハズレなし」ですから!!
うまくいけば、開幕から活躍してくれるかもしれませんね!
それでは最後に、まだまだ続く「プロ野球ポストシーズン情報」を紹介しつつ、「2022年のドラフト会議」についてまとめたいと思います!
ドラフトの球団別評価・採点まとめ(2023年版)!~まとめ~
二刀流の矢沢、高校ナンバーワンスラッガー浅野以外に目玉がいなかった、2022年の「ドラフト会議」。
そんな中、公言通りの1位指名も含め、各球団の戦略が素晴らしく、非常に面白いドラフトになりましたね!
野球界の底上げにつながりそうな、楽しみな年となりました!
ただ、「本当の評価」は数年たってみないとわかりません。
「注目された目玉選手」が大成功するとは限りませんし、「下位指名の選手」が大活躍することも多いのが、「プロ野球の世界」です。
例えば、あの筒香の後釜に指名され、今年はついに最多安打のタイトルを獲得した「横浜DeNAの3番・佐野はドラフト9位」で、本来指名する予定ではなかった選手です!
また、「ソフトバンクの千賀投手・甲斐選手」のように「育成枠から日本一」に這い上がった例もあります!
今回の「球団別のドラフト評価」も「あくまで2022年現在のもの」ですので、現時点では注目されていない選手たちも、将来の評価はがらりと変わっているかもしれません。
下位指名、育成指名の選手の中から、活躍しそうな選手を予想してみるのも面白いと思いますよ!
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