リカ(リフレイン)をネタバレ！看護学生時代に起きた凄惨すぎる事件とは！？今までの小説とは違う新感覚の構成でリアリティと怖さもMAX！
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スポーツの駆け引きが好きなので、そういう情報も公開していきます！
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出典：http://www.rika-28.com/about.php
続編の放送、映画化も決定し、話題沸騰の「リカ」シリーズの最新作が3月26日に発売されました！
タイトルは「リフレイン」！
第一作の「リカ」よりさらに前のリカの看護学生時代を描いた作品ですが、ドキュメンタリー形式でかなりリアリティ抜群の、今までになかった新しいタイプの小説となっています。
今回はそんな「リカ」シリーズの最新作・小説「リフレイン」のネタバレを紹介しますが、
「リハーサル」「リバース」の話を知っていると、より深く楽しめるので、まだお読みになっていない方は、まずは以下の記事を先に読んでみることをおすすめします。
それではさっそく「リメンバー」のネタバレを紹介していきます！
※本記事にはプロモーションが含まれています
リカ(リフレイン)をネタバレ！小説最新作でリカの学生時代が明らかに！
やっぱりこのリカシリーズは不気味で恐ろしくて最高に面白い‼️#リカ#リフレイン#ホラー小説#ホラー#五十嵐貴久#文庫本#読書#幻冬舎文庫 pic.twitter.com/lU9azvYYZi
— ハマのCRANES‼️ (@cranes4580) April 6, 2021
■リフレインの舞台と独特の構成
リカシリーズの最新作「リフレイン」の舞台は、「リハーサル」「リメンバー」でも名前が出てきていた「青美看護専門学校」です。
この「リフレイン」は普通の小説とは違った面白い構成で、事件の時系列的には第一作より前なのですが、実は小説の舞台は現在！
「リフレイン」では、まず最初に「青美看護専門学校火災事件」の参考資料が一覧として出てきます。
そして、「現代」を生きる事件の唯一の生存者の主人公・度会日菜子の告白文を軸に、証言や参考資料を交えながら、過去の大事件を振り返りつつ、深堀りしていく構成です。
事件を資料を見ながら振り返っていく形なので、この記事でも「青美看護専門学校」で起きた数々の怪事件を、資料と証言を元にした日付と内容を紹介する形式で、ネタバレしていきます。
ネタバレ①入学式
青美看護専門学校は江東区にある共学の看護学校。
1990年4月2日に120名が入学。
その中には「升元結花」と言う名前のリカと思しき人物が・・・
この日からが数々の怪事件が起きるように。
ネタバレ②最初の事件
1990年5月12日、1年生の生徒が駅のホームに落ちて、亡くなります。
しかし、警察はこれを事故として処理しました。
5月の事件で早速の事件発生ですね・・・
ネタバレ③１学期の終業式での事件
1990年7月31日に行われた１学期の終業式で、数少ない2年生の男子学生2人が口論になり、けんかになった相手を刺して殺害してしまいます。
加害者の男子学生は学校から逃げ出したものの、その直後にトラックにひかれて死亡。
この事件は「犯人が殺人を犯した後、事故死した」ということで処理されますが、本当にそれだけでしょうか・・・？
ネタバレ④2学期の始業式前日の事件
2学期の始業式の前日だった1990年9月2日、１年生の女子学生が校舎の屋上から飛び落ちて自殺するという事件が発生。
この際も遺書と思われるものが見つかったため、事件は単なる自殺として処理されました。
ネタバレ⑤寮でも被害者が・・・
1990年9月29日、女子学生2人が学校の寮で遺体で見つかります。
もう完全に不審な点だらけであることは間違いないですが、警察は「研修などで追い込まれた末の心中」と判断。
そろそろ何かおかしいと気づかないものなのでしょうか・・・？
ネタバレ⑥医療事故？
青美看護専門学校の学生の研修先である梅ノ木病院。
1990年11月29日、梅ノ木病院でICUで治療を受けていた重度の肺がんの患者が亡くなります。
原因は人工呼吸器が外れたことによるものとされますが、ついに警察は事件の可能性もあると判断！
事故とは限らないとの見解を示します。
警察もやっと気づいた・・・？
ネタバレ⑦教頭先生が！？
1991年2月14日、青美看護専門学校の教頭先生が、エレベーター本体に巻き込まれ、体が真っ二つなった状態で亡くなります！
そのエレベーターはかなり古いものだったため、警察はエレベーターの経年劣化による事故と判断。
こんな死に方、リカがやったに決まっていますね・・・
警察はやはりまだ疑いを持っていなかったのでしょうか？
ネタバレ⑧青美看護専門学校火災事件
そしてついにこの事件が！！
講堂に学生と教師、合計125人が集まっていた1991年5月14日。
講堂で大規模な火災が発生！！
生徒・教師が124名も亡くなり、生存者は当時学生だった度会日菜子一人です。
しかし、これほどの死亡者が出たこの事件ですら、警察は事故と判断。
警察が無能なのか、リカの犯行が完全犯罪すぎて故意によるものだとわからないのか・・・
このように青美看護専門学校とその関係者が1990年の入学式から、命を落としていきます。
その数なんと132名！！
一応この火災でリカ自身も死んだことになっていますし、一連の事件に何の証拠もありません。
ただ、一つだけ明らかなのは、
1990年4月「青美看護専門学校」にリカが入学していることです。
その後、寮の監督が遺体をチェックし、一応リカの死亡も確認されていますが・・・
ここまでがリカの看護学生時代を描いた最新作の「リフレイン」のネタバレですが、リカの学生時代、恐ろしいのレベルを超えていますね。。。
学校で関わった人、ほぼ全員、132名もリカに殺されたのですから・・・
現実世界にいたら、間違いなく人類史に残る殺人鬼でしょう。
「リハーサル」の伏線を多少回収している点も、より怖さを増長させてくれます。
しかも、この「リフレイン」はこの事件が本当に起きた事件のドキュメントとしか思えないような、ものすごい作りになっています！
私も「青美看護専門学校火災事件」と思わず検索してしまったほどです！
それぐらいすごい小説なので、ぜひ実際に読んでみることをおすすめします！
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次に、本当の事件と錯覚してしまうほどのリアリティのことも含め、「リフレイン」を読んだ私なりの感想と深まった謎の考察・恒例のタイトルの意味について紹介したいと思います。
※映画化される「リターン」の内容を復習しておきたい方はこちらもどうぞ→リカの映画の原作(リターン)をネタバレ！小説の続編はどうなる！？転んでもただでは起きない！衝撃のラストとは！？
※前作の「リメンバー」も必見！→リカ(リメンバー)をネタバレ！犯人のまさかの正体とその生い立ちに、驚きと恐怖が止まりません！
リカ(リフレイン)をネタバレ！～感想・考察編～
五十嵐貴久さんの「リフレイン」読了。リカシリーズ最新作。
本が匂う気がしてくるよ＼(^o^)／ pic.twitter.com/tj7lW0dgwz
— ちゃーこ (@cha_ko27) April 2, 2021
「リフレイン」は他の小説とは違い、大量の参考資料が最初に一覧で出てきて、しかもそれぞれに事件に関してもちゃんと小出しにしてくるため、とてもフィクションとは思えないのです！
もちろん実際に資料や事件を検索してみると、実在したものでないことがわかるのですが、本当の事件を紐解いているとしか思えないぐらいリアリティを感じさせる構成で、完全に「リフレイン」の世界に没頭できます。
というか数々の読者に小説に出てきた事件や資料を検索させてしまうのなんて、五十嵐先生は本当にすごいですよね！
※「リアリティ」の点はネタバレでは伝えきれない部分ではあるので、気になった方はぜひ実際に「リフレイン」を読んでみてください♪ ネタバレを知っていても十分に楽しめます☆
しかも、死者数は当然ながらリカシリーズでも圧倒的に最多、過去に例のない規模となっています！
その中には「リカ本人」も含まれているはずなのですが、時系列的には第一作の「リカ」より前の話なはずなので、リカは生きていたことになります。
遺体を確認した寮の監督は、「リカに偽装を強いられて、のちに殺された？」のかもしれません。
また、「リフレイン」では看護学校に入学した際のリカの名前は「升元結花」となっています。
「リバース」の結花と考えるともちろん納得で、その証明をしてくれたようでうれしいことなのですが、実は「リハーサル」では升本リカと言う名前でした。
「升元」と「升本」は誤植の可能性もありますが、実はリカは一人ではないのかもしれません！
複数の人物が「リカ」となり、凶行している可能性もなくはないですね。
そう考えると、「リバース」で出てきたリカの姉の「梨花」も、実はどこかで生きている？
そんな風にも思えてきました。
そして、読み終わるとタイトルの意味が分かる「リカ」シリーズですが、今回のタイトルは「リフレイン(refrain)」。
「refrain」は「慎む、控える」という意味ですから、「リカと関わるのは控えろ！でないと死ぬ！」ということなのでしょう。
皆様もリカのような人物・自分にとって危険な人物が近くにいたら、関わるのは控えましょうね！
それでは最後に五十嵐先生ご本人イチオシの「リフレイン」の楽しみ方、「リカ」関連情報を紹介して、この記事を終わりたいと思います。
リカ(リフレイン)をネタバレ！～まとめ～
今回はリカシリーズの最新作、リカの看護学生時代のドキュメント「リフレイン」のネタバレを紹介しましたが、あまりにもリアリティがある面白い作りで、小説としての革命を起こしたとすら思ってしまいます。
そして、「リフレイン」に登場する「マヅルカ」と言う曲。
「リフレイン」の最後で五十嵐先生が、
「この曲を聴きながら読み進めれば、ますます陰鬱になり、不快な気分になりますよ」
とおっしゃっていましたが、まさしくその通りです！
これから「リフレイン」を読まれる方は、YouTubeで「マヅルカ」と検索し、ぜひ聞きながら読んでみてください！
怖さが3倍ぐらいになりますよ！
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※映画化される「リターン」の内容を復習しておきたい方はこちらもどうぞ→リカの映画の原作(リターン)をネタバレ！小説の続編はどうなる！？転んでもただでは起きない！衝撃のラストとは！？
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