キワドい2人の原作(小説)の最終回結末をネタバレ!実は過去の事件ですべてがつながっていた!ドラマ版ではさらに謎多き展開に!?

出典:https://www.tbs.co.jp/kiwadoifutari_TBS/
正反対な2人の刑事が事件を解決していく、王道刑事ドラマ「キワドい2人」。
山田涼介さん、田中圭さんの豪華共演も話題ですが、このドラマは原作の結末を知ると、ドラマ版のラストがさらに気になる作品となっています。
原作では最後に謎が一気に明らかになる爽快な小説なのですが、ドラマではさらに謎が多くなり、楽しさも倍増しそうです!
そこで今回は、そんな知っているとドラマがより楽しくなる、原作の小説版「キワドい2人」の最終回結末を詳しくネタバレしますので、ぜひお読みいただけるとうれしいです!
もくじ
キワドい2人の原作(小説)の最終回結末をネタバレ!~その①~
■「キワドい2人」の原作の最終回①立てこもり事件と犯人の要求
原作の小説版「キワドい2人」の最終回の第一の事件は雑居ビルでの立てこもり。
犯人は防犯カメラの映像と指紋から井原昭二という男だと早々に判明。
この男は22年前にも立てこもり事件を起こしていて、逮捕されたのち、刑務所で15年間服役した後、7年前に出所していました。
しかも人質の中には黒木(田中圭)の知り合いも!
その人質の女性がトイレから警察に通報たことで、人質は全部で4人、犯人はナイフを持っていることがわかります。
井原の要求は、逃走資金と車を用意すること、そして、その逃走用の車を、22年前に井原を逮捕した神崎隆造に運転させることでした!
つまり、犯行の動機は神崎隆造への復讐です。
しかし、神崎隆造はすでに退職した身で、さらに手術のために入院中という状況。
そんな事情もあり、神崎隆造の息子である神崎隆一(山田涼介)がその役を買って出ます。
ただ、この事件は神崎の父親が関わっているだけでなく、もっと複雑な事情が絡んでいました。
はたして、その引き金となった22年前の立てこもり事件の全容とは?
■「キワドい2人」の原作の最終回②22年前の立てこもり事件
22年前の事件当時、神崎はまだ小学生でした。
父親の神崎隆造は上野署に勤務する刑事です。
今回の事件の犯人でもある井原昭二は、仕事をサボってクビになり、雑居ビルのクリニックで立てこもり事件を起こします。
人質の中には、医師や看護師だけでなく、小学生の子供も・・・
しかも、その子供のうちの一人は井原の娘で、人質にするためにわざわざ連れてきたのです!
さらに、娘の母親はすでに亡くなったいたこともあり、井原は、犯行がうまくいかなければ娘を置き去りにするつもりでした。
井原、どこまでひどいんだ!!
その井原の要求はお金、それもドラッグを買うための資金です。
この事件でお金を手に入ることを確信していた井原は、麻薬の売人に「後ほど買いに行くから」と連絡までする徹底ぶり。
しかし、人質の少年が解放を訴えてきかないことをきっかけに、井原は看護師の頭を殴ります。
警察が車を用意すると、自分の娘を人質に逃げようとしますが、その少年がハサミを手に必死に抵抗!
井原は少年を膝蹴りで倒しますが、娘が少年を助けようとして、井原の手にしがみつきます。
その手を振り払うと、娘は階段から転落。
井原は娘を見捨てて、少年を人質に逃げようとします。
なんて残酷な・・・
車のドアを開けたのは、神崎隆造でした。
井原は少年を乗せますが、井原が乗ろうとすると、神崎が突然車のドアを閉めます!!!
このことをきっかけに包囲された井原は、ナイフで抵抗するもののあっけなく逮捕され、事件は無事に解決。
ただ、この事件には神崎と黒木にとって重大な真実が隠されていたのです。
■「キワドい2人」の原作の最終回③隠された真実と事件の結末
実は、神崎の父親が助けた少年は、小学生時代の黒木だったのです!!
黒木がこれまで、神崎のことを命がけで助けてきたのは、かつて神崎の父親に命を救われたからでした。
22年前の事件とのつながりがわかったところで、話は現代の立てこもり事件に戻ります。
警察は井原の要求通り車を用意。
井原は看護師の女性を人質にして車に乗り込みます。
神崎は、自分が神崎隆造の息子であることを井原に伝えた後、ハンドルに手錠で自分の手を固定しました。
実は井原はガンのため、余命僅かの状況でした。
このままフィリピンに高飛びした後、豪遊してから死ぬ計画だったのです。
その後、車を停めた際、井原が人質の女性を降ろした隙に、黒木が割って入ります!!
井原と黒木はもみ合いになりますが、神崎が機転を利かせて車を木にぶつけ、そのスキに、見事に井原を逮捕したのです!!
そして、神崎が黒木が父親が助けた少年だったことを知ったのは、その3日後のことでした。
ドラマ版とは違い、原作の小説では黒木と神崎は異母兄弟ではありません、ただ、それに劣らないほどの深い関係がありましたね!
これぞ「キワドい2人」って感じ!
黒木が今まで神崎を助けていたのは、恩返しのためだったのですね!
このことはドラマ版でも何らかの形で関わってきそうな、重要なエピソードになりそうです。
ただ、そんな2人の原作の最後の事件では、さらなる驚きの展開が待っています!!
はたして、「キワドい2人」の原作(小説)の物語はどのような結末を迎えるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
キワドい2人の原作(小説)の最終回結末をネタバレ!~その②~
■「キワドい2人」の原作の最終回④理不尽な2択
「キワドい2人」の原作、最後の事件の容疑者は、なんと黒木!!
休みの日に人を殴ってスマホを壊すという、警察官としてあるまじき事件を起こしてしまいます。
しかも被害者の前川はただの一般人ではなく、大手週刊誌の編集者でした。
当然このままでは警察官のスキャンダルを大々的に報じられてしまう可能性が高く、非常にまずい状況です。
さらに、黒木は犯行を否認するかと思いきや、「殴ったのは間違いない」と全面的に認めています。
神崎は、本庁の監察官・丸藤から、黒木が前川を殴った理由を突き止めるよう命じられます。
それも36時間以内というタイムリミット付き・・・
実は丸藤は神崎の父親の部下だった過去があります。
そのため、神崎を本庁に呼びたいという思いもあったのです。
簡単に言えば、丸藤は神崎に「黒木を助けるか、黒木の不祥事を利用して本庁に来るか、どちらか選べ」と理不尽な2択を強制していることになります。
■「キワドい2人」の原作の最終回⑤黒木と前川の証言から見えてきたのは・・・
神崎は黒木になぜ前川を殴ったのか聞きますが、黒木は
「覚悟はできてる。警察辞めるつもりだから包み隠さず報告して出世しろ」
と言い、真実を話してくれません。
ただ、目撃者から気になる証言を聞きだします。
その内容は「被害者の前川は、事件現場のラーメン屋に4日も連続で来ており、お気に入りのバイトの女の子・井原秋絵をスマホで盗撮していたのではないか」というもの。
しかも、井原秋絵は昨日、突然バイトを辞めていました。
これは何かあるに違いありません!
ここで神崎は父親からとんでもない話を聞かされます。
井原秋絵は立てこもり犯の井原昭二の娘だというのです!!
井原は人質として自分の娘を連れてきていましたよね?
あの娘が井原秋絵なのです!!
しかも秋絵の代わりに人質になったのは黒木本人ですから、そのことが絡んでいることは間違いありません!
神崎は前川に盗撮の件を問いただすと、最初は認めようとしませんでしたが、壊れたスマホの中にはその時のデータが残っているはずで、それを復元すれば言い逃れはできません。
その事実を突きつけると、前川はやっと白状しました。
「ラーメン屋に行ったのは、ヤクザから立てこもり犯の娘がラーメン屋で働いているとの情報が入ったので、秋絵のことを記事にするためだった」とのこと。
神崎はさっそく秋絵の部屋に向かいます。
しかし、話しかけても全く反応がありません。
実は秋絵は22年前の事件で階段から転落したことが原因で、耳が聞こえなくなってしまっていたのです。
何とか話しができるところまで漕ぎ着けますが、秋絵は前川と黒木、どちらのことも全く知らないと言われ、決定的な証言は得られませんでした。
ただ、神崎は今回の事件について、大筋が見えていました。
・黒木は秋絵のことをひそかに見守っていたのではないか?
・前川のスマホを壊したのも、秋絵のことを記事にされないようにするためで、秋絵を守るためだったのではないか?
そう考えながら秋絵の部屋を張り込んでいると、なんと黒木が秋絵の引っ越しを手伝いにきたのです!!
しかも秋絵の携帯の画面にメールが届いた時、「神崎」との表示が・・・
もしかして、黒木は秋絵に対して自分が神崎だと名乗っていたということ・・・?
これはもう黒木本人に話を聞いてみるしかありません!
ここからは「キワドい2人」の原作の結末までのネタバレになります。
キワドい2人の原作(小説)の最終回結末をネタバレ!~その③~
■「キワドい2人」の原作の最終回⑥黒木が隠していた秘密
そう考えた神崎は黒木にそのことを問いただすと、「それは誰にも言わないはずの秘密だった」と話し出しました。
黒木は22年前の事件で秋絵が階段から落ちたことについて、自分にも責任があると感じていたのです。
しかし直接謝罪することはできなかったので、
「二度と秋絵を傷つけさせないこと」
「命を救ってくれた神崎隆造への恩返しすること」
この思いを胸に警察官になることを決意したのでした。
さらに、黒木は高校生の頃、いろいろと調べて秋絵が施設にいることがわかり、会いに行った際、耳が聞こえなくなったことを知って、ものすごいショックを受けていました。
そのため、警察官になった後は、早上がりの日の夜はいつも秋絵のことを見守っていたのです。
そして、3年前秋絵がひったくりをされた際、黒木は犯人をその場で現行犯逮捕しました。
その時に名前を聞かれ、とっさに「神崎」と名乗っていたのです。
その後は、秋絵の良き相談相手になり、秋絵のために手話まで覚えました。
そんな中、起きたのが今回の事件です。
秋絵は専門学校生に通う傍ら、バイトをしていた店で盗撮されていることに気づき、反射的に前川を殴ってしまったのです。
しかも、黒木は前回の事件で井原が逮捕されたため、秋絵が井原に傷つけられる心配もなくなったと感じていました。
そのため、秋絵にはもう会わないつもりで引っ越しをさせたのです。
さらに黒木はこんなことまで言います。
「秋絵を安全な場所に逃がす」
「神崎が本庁に行かせることで、神崎隆造への恩返しになる」
「長年の念願だったこの2つの目標を達成したから、もう刑事を続けていく理由も気力もなくなった」
■「キワドい2人」の原作の最終回⑦秘密を聞いた神崎は・・・
黒木の秘密を聞いた神崎は、
「大きな勘違いをしてるぞ」
と言います。
なぜなら神崎が秋絵に自分の名前を言ったとき、秋絵が驚いた様子は全くなかった、
それに22年前にショッキングな体験をした二人が、お互いのことを忘れているなんて考えられない、
だから秋絵は本当は黒木は誰なのかわかっているし、黒木の嘘に話を合わせているだけだ。
そう指摘した神崎はさらに続けます。
「黒木は愛だと認めないが、これは愛だ。」
「秋絵も黒木を待ってるはず。人生は長い、何かあったとき秋絵を守れるのは刑事の黒木だけだから、刑事を辞めるな。」
■「キワドい2人」の原作の最終回の結末
神崎は丸藤にすべてを報告しました。
しかも
「彼ほど優れた刑事はいません。失うと池袋署の損失です」
と黒木がいかに刑事として、相棒として優秀で大切かを伝えることも忘れませんでした。
そして、前川は秋絵が盗撮の被害届ことと引き換えに、黒木への被害届も撤回しました。
ただ、人を殴ってしまったことは事実なので、多少の処分は避けられません。
でも神崎は強制2択を見事に乗り越えました!!
これからも「キワドい2人」は人々を守るために、警察官として、悪と戦い続けます!!
次に「キワドい2人」を読んだ私なりの感想を紹介したいと思います。
キワドい2人の原作(小説)を最終回結末まで読んだ感想
「キワドい2人-K2-」
早速原作小説を購入してきた!
キャスト発表されたから写真入りの帯出るかなぁ?
そしたらまた買う♡
今からドラマが楽しみ〜! pic.twitter.com/gTlcrFNfr4— Rouge (@velvetred0509) June 15, 2020
「キワドい2人」の原作の小説は「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」というタイトルの短編集になっています。
そのため、事件自体は一話完結ものなのですが、今回ネタバレした通り、終盤で様々な事実が一気に明らかになり、
「実はすべてがつながっていた」
そんな驚きの感覚が味わえる、爽快な一冊となっています。
2人の関係はもちろん、黒木が手話ができる理由なども後からわかり、そういうことだったのかと思わせてくれる、非常に後味のいい小説です。
後ほど詳しく紹介しますが、ドラマではオリジナルの部分が入っているものの、原作の小説を読む限り、非常にドラマ向きですし、山田涼介さん、田中圭さんもイメージにピッタリと言った感じで、楽しいドラマになることは間違いなさそうですよ!
次にそんなドラマ版「キワドい2人」の原作との違いについて紹介します。
キワドい2人の原作(小説)とドラマの違い
ネタバレの部分で少し触れましたが、原作の小説版「キワドい2人」ではドラマ版とは違い、神崎と黒木は異母兄弟ではありません。
その分、過去の事件で神崎の父親と黒木がつながっていたということが、あとからわかる形になっています。
あえて「異母兄弟」という設定にしているので、2人の母親が結末に大いに関わってくる可能性が高いですね。
また、逆に言えば「異母兄弟」ならば「父親は同じ」ということになりますが、ドラマ版では父親は元警察官で今はそば屋を営む神崎賢造(椎名桔平)という設定に変更されています。
「ある事件で大きく人生が変わった」ようですが、それが22年前の立てこもり事件なのでしょう。
さらに、謎の女として関水渚さんが出演されることも決まっています。
この役柄は、原作の井原秋絵にあたる役だと思います。
そうなると、小説とは違い、かなり序盤から秋絵が登場することになりますね。
次にここまでで紹介したことを踏まえ、ドラマ版「キワドい2人」の最終回の予想を紹介します。
キワドい2人のドラマの最終回結末を原作(小説)から予想!
先ほど紹介した通り、ドラマ版「キワドい2人」の結末は、「異母兄弟」という設定を活かして2人の母親が登場するのだと思います。
さらに深読みして、原作の秋絵の耳が聞こえないという設定は、ドラマ版では母親に引き継がれるというのが私の予想です。
原作の立てこもり事件の人質の一人(2人?)かもしれませんね。
耳が聞こえなくなったことで、2人の父親(夫)を恨んでいるという設定になりそうな気がします。
また、立てこもり事件自体が、主役の2人を生むきっかけになったのではないでしょうか?
そして、謎の女(関水渚)は結末に近いところで、立てこもり事件の犯人の娘だと判明するのだと思います。
もしかして母親は、主役の2人の母親と同一人物?
そんな予想も考えられますね。
最終回は黒木が不祥事を起こし、ピンチに陥るものの、そのような家族間の秘密がすべて明らかになり、最終的に「キワドい2人は今まで通りこれからも事件を解決し続ける」という原作と同じ結末で締めくくられるのだと予想します。
場合によってはシーズン2もあるかもしれませんね!
それでは最後にまとめと、他のドラマ情報をご覧ください。
キワドい2人の原作(小説)の最終回結末をネタバレ!~まとめ~
今回は「キワドい2人」の原作(小説)の最終回結末をネタバレしましたが、「最後にいろいろなことがわかり、実はすべてがつながっていた」、そして「2人は難局を乗り越えて、今まで通り刑事を続けていく」という王道ながらも、非常に爽快な結末でしたね!
ドラマ版では「異母兄弟」という設定から、さらに複雑な謎が解き明かされるのだと思いますし、今からどんな展開になるのか楽しみです!
私の予想も少しは当たってくれるといいのですが(^^;
最後に明らかになる「キワドい2人」の秘密に期待しながら、ドラマ版も楽しんで見ていきましょう!
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